NHK大河ドラマ「真田丸」が、第2回 「決断」で視聴率20%を越え、まずまずのスタートのようです。
動きがダイナミックで、場面のテンポもあって、戦国武将の揃い踏みといった感もあり、これからの展開が楽しみです。
ただ、登場する女性たちの描き方が、ちよっと浅薄(せんぱく)ではないですか。
真田兄弟一行が新府城を脱出し、岩櫃城へ向かう途中、百姓に化けて顔に泥を塗るシーンで、信繁の姉の松に「面白そう!」といわせるところなど、女性陣の行動が漫画チックです。
そのため、脱出の必死さに欠け、父昌幸が助けに来たときのドラマの盛り上がりが薄まってしまい残念です。
公家出身の母・薫が、家来たちの前で夫に抱きついたりするのも、信濃の女になったとはいえ、この時代の女性ではあり得ないことです。
信繁の祖母とりに、必死であるはずの脱出を「楽しき旅でありました」などと言わせるのは、これから先の描き方が少し思いやられます。
大河ドラマを通して歴史を学ぶという若い世代もいますので、その時代からあまりかけ離れないようにしてほしいものです。
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